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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻9号

1998年09月発行

今月の臨床 胎児・新生児のBrain Damage

胎児期の脳損傷

4.水頭症の皮質厚と知能予後

著者: 坂本貴志1 森惟明1

所属機関: 1高知医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1154 - P.1156

文献概要

 胎児水頭症の症例は,診断に苦慮するものが少なくないとはいえ,最近の診断機器,診断技術の進歩にともない,確実に増加してきている.胎児が水頭症と診断された場合,両親の最大の関心はその子が正常に発達するかどうかであり,われわれの評価によっては妊娠が継続されないという事態も十分に起こりうる.したがって,われわれはできるだけ正確に予後予測を行う必要があるが,はたして胎児の脳の画像診断,とくに大脳の皮質厚から知能予後は予測しうるのであろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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