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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科52巻9号

1998年09月発行

文献概要

今月の臨床 胎児・新生児のBrain Damage 分娩時の脳損傷

2.未熟児の分娩様式

著者: 柳原敏宏1 山城千珠1 秦利之1

所属機関: 1香川医科大学周産期学

ページ範囲:P.1164 - P.1166

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 近年の周産期医療の進歩により未熟児の生命予後は著しく改善されたが,長期予後についてはいまだ満足のいくものではない.また,未熟児,とくに超低出生体重児の胎児仮死の判定や分娩時期の決定,および分娩様式に関してはいまだ統一された見解が得られておらず,施設ごとに異なっているのが現状であり,その選択に苦慮する場合も多い.とくに,分娩様式の選択は児を分娩時低酸素状態や分娩時損傷から守る意味と,母体に対する侵襲の有無も関与しており重要な問題である.ここでは,未熟児の分娩様式について文献的に考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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