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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻1号

1999年01月発行

今月の臨床 性の分化とその異常—どこまで解明されたか

性分化異常の臨床

2.Klinefelter症候群

著者: 渡辺政信1 坂本英雄1 吉田英機1

所属機関: 1昭和大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.64 - P.66

文献概要

 Klinefelter症候群とはX染色体の数が2個以上,Y染色体の数が1個以上存在し,基本核型は47,XXYであり,あるいはその亜型を示す数的染色体異常の男子である.核型の90%が47,XXY,残りは46,XY/47,XXYのモザイクであり,他に種々のモザイク,X染色体構造異常など30種以上の亜型が報告されている1).病因責任遺伝子はまだ不明であるが,過剰なX染色体が臨床症状を招く.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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