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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻11号

1999年11月発行

今月の臨床 不正性器出血—原因と対応

炎症,外傷など

1.腟・外陰炎

著者: 平井光三1 石河修1

所属機関: 1大阪市立大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.1400 - P.1401

文献概要

 婦人科一般外来診療において,不正性器出血は最も多い主訴の一つである.その原因は多岐にわたるが,腟や外陰の炎症に起因するものもその一つであり,しばしば遭遇する.腟炎並びに外陰炎はさまざまな原因によって発症するが,原因を検索することを怠り症状のみに対する治療を漫然と行うことは,治癒を遅らせるのみならず病状を悪化させる可能性がある.ここでは,不正性器出血の原因となりうる腟炎・外陰炎について整理し,若干の解説を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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