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今月の臨床 産褥の異常と対策 出血と感染
1.弛緩出血
著者: 小濱大嗣1 瓦林達比古1
所属機関: 1福岡大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1454 - P.1456
文献購入ページに移動 後産期に出血をきたす疾患のうち,弛緩出血はわれわれ産科医にとって比較的遭遇する機会も多く,ほとんどは子宮収縮剤の投与で劇的な改善をみる.しかし,その治療が奏効しない場合は出血性ショックを呈し,DICを併発するとその出血量は計り知れない量に達し生命の危機を生じることもある,したがって,その対応・処置には迅速かつ適切な判断が必要である.
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