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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻12号

1999年12月発行

今月の臨床 産褥の異常と対策

出血と感染

2.胎盤の遺残・胎盤ポリープ

著者: 椋棒正昌1 里見裕之1

所属機関: 1淀川キリスト教病院産婦人科

ページ範囲:P.1458 - P.1460

文献概要

 胎盤の遺残や胎盤ポリープは,産後の子宮復古不全の原因となる1).また,産後の異常出血を起こす主な疾患である,胎盤の遺残は,子宮内に胎盤の一部が残留した状態のことであり2),残留が長期化すると次第に組織化され胎盤ポリープを形成すると考えられている3,4).その胎盤ポリープは,産後に大量出血を起こすことで知られており,注意を要する3,4).本稿では,胎盤の遺残と胎盤ポリープについて,診断と治療を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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