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今月の臨床 産褥の異常と対策 出血と感染
2.胎盤の遺残・胎盤ポリープ
著者: 椋棒正昌1 里見裕之1
所属機関: 1淀川キリスト教病院産婦人科
ページ範囲:P.1458 - P.1460
文献購入ページに移動 胎盤の遺残や胎盤ポリープは,産後の子宮復古不全の原因となる1).また,産後の異常出血を起こす主な疾患である,胎盤の遺残は,子宮内に胎盤の一部が残留した状態のことであり2),残留が長期化すると次第に組織化され胎盤ポリープを形成すると考えられている3,4).その胎盤ポリープは,産後に大量出血を起こすことで知られており,注意を要する3,4).本稿では,胎盤の遺残と胎盤ポリープについて,診断と治療を中心に述べる.
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