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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻12号

1999年12月発行

文献概要

今月の臨床 産褥の異常と対策 主要合併症

4.自己免疫疾患

著者: 渡辺博1 石川和明1 稲葉憲之1

所属機関: 1濁協医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1504 - P.1506

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 近年,全身性エリテマトーデス(SLE)に代表される自己免疫疾患の女性が,適切な管理のもとで妊娠し生児を得ることが珍しくなくなった.その一方で,抗リン脂質抗体症候群というSLE合併いかんにかかわらず習慣流産・死産の頻度が高い疾患群が問題となっている.一般に自己免疫疾患では妊娠中はもとより,産褥期にも再燃や特有の合併症を生じる可能性がある.本稿では,SLEと慢性関節リウマチ,抗リン脂質抗体症候群における産褥期の異常とその対策について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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