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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻12号

1999年12月発行

今月の臨床 産褥の異常と対策

主要合併症

5.内分泌疾患の管理

著者: 永田光英1 豊田長康2

所属機関: 1国立三重中央病院産婦人科 2三重大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1508 - P.1511

文献概要

妊娠糖尿病,糖尿病
 1.分娩直後からの血糖管理 インスリンの需要量は妊娠末期に増加するが,分娩直後より急速に減少するため,分娩後,インスリン投与量を約1/2に減量する.妊娠糖尿病(GDM)やII型糖尿病(従来のインスリン非依存糖尿病(NIDDM))の比較的軽い耐糖能異常では,インスリンがまったく不要となることも多い.
 授乳が開始されると血糖が低下しやすく,注意が必要である.授乳期のエネルギー付加量(厚生省:+700kcal,WHO:+500kcal)を加え,血糖値をみながらインスリン量を増減する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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