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今月の臨床 GnRH療法の新展開 GnRHパルス治療—適応基準と問題点
3.FSH-GnRHパルス療法
著者: 青野敏博1 苛原稔1 松崎利也1 桑原章1
所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科
ページ範囲:P.166 - P.168
文献購入ページに移動ゴナドトロピンの投与スケジュールを工夫し,超音波断層法による卵胞発育のモニターを利用しても,これまで多胎妊娠を有効に抑制する方法は見いだされていない2).われわれはFSHとゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)のパルス状投与を組み合わせることによって,単一卵胞発育による排卵誘発法を創案し,多胎妊娠の予防に有効なことを明らかにし得たので,その概要を述べる.
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