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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻2号

1999年02月発行

文献概要

今月の臨床 GnRH療法の新展開 GnRHアゴニストによる治療—適応基準と問題点

7.子宮内膜増殖症

著者: 安田勝彦1 松岡進1 神崎秀陽1

所属機関: 1関西医科大学産科婦人科

ページ範囲:P.194 - P.195

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 GnRHアナログ(アゴニスト)療法は,子宮筋腫,子宮内膜症,中枢性思春期早発症,前立腺癌などに保険適用され臨床効果を上げている.しかし本薬剤は性ステロイドホルモン依存性の各種疾患やホルモン異常に起因する諸症状にも応用できるはずで,以前より月経前緊張症,機能性子宮出血,乳腺症,多嚢胞性卵巣症候群患者の卵巣刺激の補助などとともに,子宮内膜増殖症にも有効であることが示唆されていた(表1).本稿では,現在は保険適用外ではあるが,その有効性が注目されている子宮内膜増殖症へのGnRHアナログ療法について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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