icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻4号

1999年04月発行

今月の臨床 婦人科外来

外来診察と検査

11.子宮内膜検査

著者: 岡本吉明1 植木實1

所属機関: 1大阪医科大学産婦人科

ページ範囲:P.439 - P.443

文献概要

子宮内膜検査の目的
 子宮内膜は,卵巣ホルモンの影響を受けて周期的に再生,剥脱を繰り返し,さらには妊娠の舞台にもなりうる組織である.そのため,内膜検査の大きな特徴は,生じている病変が,器質的病変であるのか,機能的病変(いわゆる機能性出血など)であるのかを判断しうることである.すなわち,①不正子宮出血の診断,②子宮内膜に対するホルモン,薬剤の影響,③悪性腫瘍の診断,④内膜の炎症性変化,流産,子宮外妊娠,胞状奇胎の診断管理など多岐にわたる目的に応じて行われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら