icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻4号

1999年04月発行

今月の臨床 婦人科外来

外来診察と検査

12.コルポスコピー

著者: 杉下匡1

所属機関: 1佐々木研究所附属杏雲堂病院

ページ範囲:P.444 - P.447

文献概要

●はじめに
 コルポスコピーとは,コルポスコープ(拡大鏡)を用いて子宮頸部病変を視診する診断法の総称である.この診断法は1925年にドイツのHinsel—mannによって開発され,以来SchauensteinやNavratilらのドイツ学派がこれを継承した.一方,細胞診はその3年後の1928年にPapanico—laouによって導入された.
 これらは今日,婦人科診察法の最初に行うものであって,とくにコルポスコピーは細胞診に次ぐ2番目の診断法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら