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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻4号

1999年04月発行

今月の臨床 婦人科外来

外来診察と検査

13.子宮鏡

著者: 田中耕平1

所属機関: 1秋田赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.448 - P.451

文献概要

 子宮粘膜下筋腫,子宮内膜ポリープなど子宮内膜病変の診断は経腟超音波断層法,MRIのような画像診断の進歩により容易に診断できるようになった.さらに,子宮腔内に生理的食塩水を注水し経腟超音波断層法を行うultrasonohysterogra—phy(USHSG)で子宮内腔の隆起性病変がより鮮明に観察できるようになった1).これにより子宮腔内の観察に使用される子宮鏡検査は不要かというと,画像診断で認めた隆起性病変がどういう性状なのか直接観察し生検するには子宮鏡以外に方法はない.また子宮鏡はレゼクトスコピーによる粘膜下筋腫の内視鏡手術2)の普及に伴い必須の術前検査となっている.そこで,子宮鏡検査の適応,手技および成績について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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