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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻4号

1999年04月発行

文献概要

今月の臨床 婦人科外来 内分泌疾患・不妊症患者の診療

8.hMGからhCGへの切り替えのタイミング

著者: 竹下直樹1 久保春海1

所属機関: 1東邦大学医学部第一産科婦人科

ページ範囲:P.532 - P.536

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●はじめに
 hMG(human menopausal gonadotropin)—hCG(human chorionic gonadotropin)療法は,超音波断層法による正確な卵胞発育の計測.尿中LHサージの簡易測定法の改善に伴って,外来において比較的その使用は容易となってきている.とくに生殖補助技術における排卵誘発では,確実かつ良好な卵胞発育のための治療法である.しかし,多胎妊娠,卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などのiatrogenicともいえる問題点を考慮する必要がある.ここでは,上記問題点の予防も考慮しhMGからhCGへの切り替えのタイミングについて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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