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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻4号

1999年04月発行

今月の臨床 婦人科外来

救急患者への対応

2.血管確保の方法

著者: 竹田省1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科

ページ範囲:P.606 - P.609

文献概要

●はじめに
 血管確保は産婦人科医のみならずすべての医師に必須の基本手技であり,ショック時の救命処置としてもきわめて重要である.緊急時,その後の採血,薬物療法,処置などが手早く,適切かつ確実に行えるかどうかは,血管確保がスムーズにできるかどうかにかかってくる.産婦人科医は分娩時のショックのみならず,外来診療時に子宮外妊娠や急性腹症など救急疾患に遭遇する機会も多く,医師の血管確保技術の習練のみならず,看護婦の輸液セットの準備や穿刺部位固定テープの用意などが手早くできるよう日頃より心がけておくことが大切である.
 血管確保の方法には次のものがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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