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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻5号

1999年05月発行

連載 カラーグラフ

実践的な腹腔鏡下手術・29

当科における合併症とPitfallから—対応と対策とその工夫

著者: 伊熊健一郎1 子安保喜1 植田敏弘1 山田幸生1 堀内功1 西尾元宏1 桑波田理樹1

所属機関: 1宝塚市立病院産婦人科

ページ範囲:P.645 - P.648

文献概要

 当科における腹腔鏡下手術を中心とする内視鏡手術件数は,表1に示すように1999年3月時点で1,368件である.その間に遭遇した合併症は,表1に示すように11症例(0.81%)である.その他にも反省したり改善を図った手法などもいくつかあり,それらの内容については学会や講演や雑誌などにおいても随時紹介してきた.
 合併症やPitfallの内容を情報公開する大きな理由には,状況や対応策などをあらかじめ知っておくことにより,同じ内容のトラブルを回避することや医療事故を未然に防止することにもつながると信じるからである.しかし,もしもトラブルが発生した場合には,最善の対応と対処を速やかに取っていただきたいとの願いからでもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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