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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻6号

1999年06月発行

今月の臨床 卵巣がんと闘うために

検査・診断

4.術中迅速病理診断

著者: 森谷卓也1

所属機関: 1東北大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.804 - P.805

文献概要

 術中迅速病理診断は,手術中に病理組織学的検索を行い,直ちにその後の治療方針を選択する場合に施行される診断手技である.通常の病理診断とは異なり,標本作成と診断には手術中の限定された時間内に報告するという迅速性が要求されるが,婦人科医と病理医の間に十分な信頼関係が存在し,かつ正しい情報伝達がなされることが診断上きわめて重要である.以下に,卵巣がんの手術時における迅速病理診断を行ううえでの要点と,問題点や限界について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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