icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻7号

1999年07月発行

今月の臨床 胎児へのlife line臍帯

分娩後の臍帯

1.臍帯血データの正常値

著者: 麦島秀雄1

所属機関: 1日本大学医学部小児科

ページ範囲:P.942 - P.947

文献概要

 臍帯血を利用して検査する目的は母体や胎児の生理的状態を知ること,感染の有無を知ること,さらには新生児の採血量を減らすことなどが挙げられる.
 また今後の疾患や病態の解明に役だてるため,血清や血球の保存もきわめて重要である.臍帯血データを正確に評価するためには,適切な条件下で臍帯血が採取・処理されることが大切である.本稿では臍帯血の採血法,検体の処理と注意点さらには臍帯血データの標準値について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら