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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻8号

1999年08月発行

文献概要

連載 産婦人科キーワード・35

カドヘリン

著者: 東敬次郎1 苛原稔1 青野敏博1

所属機関: 1徳島大学

ページ範囲:P.1076 - P.1076

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語源
 細胞接着分子には,細胞と細胞外マトリックス(コラーゲンなど)を接着させるもの(インテグリン,フィプロネクチンなど)と,細胞と細胞の接着を起こすものに大別される.カドヘリンは後者の代表的な例で,細胞表面に存在し細胞間接着を担当する糖蛋白である.カドヘリンは,その作用を発揮するためにはカルシウムが必要で,カルシウム依存性細胞接着性分子(calcium-dependentcell adhesion molecule)を語源にカドヘリン(cadherin)と命名された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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