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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻9号

1999年09月発行

今月の臨床 増えてきた子宮体癌

発生の基礎

2.発生・進展と性ホルモン

著者: 皆川幸久1 寺川直樹1

所属機関: 1鳥取大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.1138 - P.1140

文献概要

 子宮体癌(内膜癌)の自然史についてはいまだ不明な点が多い.一方,子宮内膜は性ステロイド受容体を有することから,内膜癌はホルモン依存性腫瘍の一つに位置づけられている.乳癌の場合と比較すると明確な成績に乏しいものの,内膜癌の発生・進展と性ステロイドとの関連について,臨床的・基礎的知見が集積されつつある.本稿では体癌の発生・進展と性ステロイド,とくにエストロゲンとの関連について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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