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今月の臨床 増えてきた子宮体癌 治療
3.放射線療法
著者: 佐藤重美1 齋藤良治1
所属機関: 1弘前大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1182 - P.1184
文献購入ページに移動 子宮体癌は放射線感受性が低い腺癌がほとんどである.したがって,その治療選択の第一は手術療法であり,放射線療法は手術不能症例に対しての術後補助療法の一つとして行われる.ただし,子宮摘出が困難な子宮体癌は従来から頻度的に少なく,その大半は手術療法が可能であり,したがって放射線療法が子宮体癌治療の第一選択となることは少ない1).
また,子宮体癌の術後補助療法としても,従来行われてきた放射線療法に代わり,最近ではシスプラチン(CDDP)やアドリアマイシン(ADR)を併用した化学療法を行う施設が多くなってきており2,3),筆者らも1992年以降この目的には主に化学療法を行っている.そこで本稿では子宮体癌術後補助療法としての放射線療法について術後化学療法と比較して述べる.
また,子宮体癌の術後補助療法としても,従来行われてきた放射線療法に代わり,最近ではシスプラチン(CDDP)やアドリアマイシン(ADR)を併用した化学療法を行う施設が多くなってきており2,3),筆者らも1992年以降この目的には主に化学療法を行っている.そこで本稿では子宮体癌術後補助療法としての放射線療法について術後化学療法と比較して述べる.
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