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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科53巻9号

1999年09月発行

連載 誌上Debate・3

更年期障害にエストロゲン療法は役にたつか

著者: 相良祐輔1 栁沼忞2

所属機関: 1高知医科大学 2癌研究会総合健診センター更年期・骨粗鬆症部門

ページ範囲:P.1200 - P.1204

文献概要

是 エストロゲン療法の妥当性は,基本的には否定されるにたる医学的理由はないといってよい.しかし,性ステロイドホルモン療法の限界・危険度もよく知ったうえで使用されるべきであることは,他の種々の薬物療法における場合とまったく同じである.
 更年期障害に対する治療にエストロゲン剤を用いることは,すでに臨床医においては常識となっているといってもよい,その医学的理由は,更年期障害にみられる不定愁訴には,明らかに低エストロゲン血症に起因すると証明されるものが多く含まれるからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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