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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻1号

2000年01月発行

連載 産婦人科キーワード・45

ベセスダシステム

著者: 西村正人1

所属機関: 1徳島大学産婦人科

ページ範囲:P.66 - P.66

文献概要

語源
 子宮頸部/腟部の細胞診の結果の報告様式の一つであり,アメリカで生まれた新しい方法である.例えばatypical cellという言葉は非常に曖昧な言葉であり,正常にも異常にも解釈できる.以前の報告形式はこのように報告者により曖昧な表現が多く,臨床家とのトラブルも多かった.このような用語を正すために,NCI(National CancerInstitute)が主催となり,1988年に米国・メリーランドのベセスダにて細胞診に関するワークショップが行われ,報告形式が議論された.ここで決定された細胞診の報告様式をベセスダシステムという.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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