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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻10号

2000年10月発行

今月の臨床 女性の泌尿器疾患—最新情報

主要症状

1.尿失禁 3)理学療法

著者: 進純郎1

所属機関: 1葛飾赤十字病院

ページ範囲:P.1186 - P.1188

文献概要

はじめに
 最近では高齢化社会に向かってqualituy of lifeが重要視されるようになり,その中で尿失禁をいかに防止するかが重要課題の1つになっている.尿失禁は排尿障害の一症状であり,その原因も多岐にわたっているため,原因を明らかにすることが正しい治療の第1歩である.
 治療法は失禁の種類により異なるものの,いずれの尿失禁も保存的療法と外科的療法に大別される.主な治療法は薬物療法と手術療法であり,過去10年間にその治療内容は豊富になり,尿失禁に悩む患者に福音となっている.また,一方尿失禁の原因の一部は骨盤底筋の脆弱化もかかわっているため理学的療法も有用な治療法の1つである.ここでは主な理学的療法に関して概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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