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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻11号

2000年11月発行

今月の臨床 母子感染—最新の管理指針を考える

ウイルスの母子感染とその管理

6.ヘルペス

著者: 二村真秀1

所属機関: 1愛知県心身障害者コロニー中央病院新生児科

ページ範囲:P.1288 - P.1289

文献概要

はじめに
 単純ヘルペスウイルス(HSV)の母子感染は,アシクロビル製剤(ゾビラックス®)が保険治療薬として認可されているにもかかわらず,治療成績は必ずしも満足できる状況にはない.その理由として,新生児ヘルペス最重症型である全身型の診断の遅れが指摘されている1〜3).そこで自験例および名古屋市立大学医学部小児科関連病院にて経験された症例を検討し,早期診断のための指針を以下に紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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