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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻12号

2000年12月発行

文献概要

連載 産婦人科クリニカルテクニック ワンポイントレッスン—私のノウハウ

結紮縫合糸により生じる裂傷の防止法について—子宮筋層および卵巣縫合時のパッチ縫合の考案

著者: 佐藤賢一郎1 水内英充2

所属機関: 1新日鐵室蘭総合病院産婦人科 2みずうち産科婦人科

ページ範囲:P.1430 - P.1430

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 子宮筋腫核出術,帝王切開術などの際の子宮筋層縫合や卵巣嚢腫核出術などにおける卵巣縫合時に,時に縫合糸による組織の裂傷,出血を経験することがある.垂直な針の刺入,糸の締め具合や針・縫合糸の選択に留意しても完全には防ぎ得ないものと思われる.われわれはこのような場合の対処法としてインターシードを細切,折り畳んで(以下,インターシードパッチと呼称),縫合糸の各刺入部に当て結紮する方法(以下,パッチ縫合と呼称)を考案した.
 パッチ縫合の手順は以下の通りである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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