文献詳細
今月の臨床 ホルモン療法のピットフォール—あなたの方法は間違っていませんか
月経異常の治療
文献概要
症例
22歳,未婚女性,3か月の無月経を主訴に来院した.既往歴に特記事項はない.2年前から月経不順を認めていたが,それまでの月経は整順であった.BBTは一相性である.経腟超音波検査で子宮内膜の厚さは0.7cmで卵胞ははっきりしない.
初診時に施行した内分泌学的検査では,PRL 7.5ng/ml,FSH 4.2mIU/ml,LH 3.7mIU/ml,testosterone 20ng/dl,E2(エストラジオール)80pg/mlであった.プロベラ®10mgを7日間内服後,3日目に消退出血があった.その後の治療としてプレマリン®0.625mgを21日間内服させ,後半の7日間にプロベラ10mg内服を加えたKaufmann療法を施行した.その後同様な投与方法で3クール施行し,休薬とした.
22歳,未婚女性,3か月の無月経を主訴に来院した.既往歴に特記事項はない.2年前から月経不順を認めていたが,それまでの月経は整順であった.BBTは一相性である.経腟超音波検査で子宮内膜の厚さは0.7cmで卵胞ははっきりしない.
初診時に施行した内分泌学的検査では,PRL 7.5ng/ml,FSH 4.2mIU/ml,LH 3.7mIU/ml,testosterone 20ng/dl,E2(エストラジオール)80pg/mlであった.プロベラ®10mgを7日間内服後,3日目に消退出血があった.その後の治療としてプレマリン®0.625mgを21日間内服させ,後半の7日間にプロベラ10mg内服を加えたKaufmann療法を施行した.その後同様な投与方法で3クール施行し,休薬とした.
掲載誌情報