icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻2号

2000年02月発行

今月の臨床 ホルモン療法のピットフォール—あなたの方法は間違っていませんか

不妊治療

7.黄体期hCG投与の注意点は

著者: 関克義1 伊藤桂1 関谷宗英1

所属機関: 1千葉大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.153 - P.155

文献概要

 黄体期の女性にhCGを投与すると,黄体機能が刺激されプロゲステロンなどのステロイドホルモンの分泌が増加し,黄体期が延長する.このhCGの黄体賦活作用は不妊治療に広く取り入れられている.黄体期のhCG投与において問題となるのは,有効性が確立していない病態への投与,卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の発生の増加,長期間の投与による黄体期の延長などであろう.
 以下,黄体期hCG投与の注意点について具体例を提示して解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら