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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻2号

2000年02月発行

今月の臨床 ホルモン療法のピットフォール—あなたの方法は間違っていませんか

その他

3.プロラクチン高値ですぐブロモクリプチン投与は

著者: 綾部琢哉1 森宏之1

所属機関: 1帝京大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.176 - P.178

文献概要

 高プロラクチン(PRL)血症は,不妊症や月経不順などの症例で頻繁に遭遇する疾患である.PRLを低下させる薬物療法としてブロモクリプチンやテルグリドなどのドパミン作動薬が汎用されている.しかしながら高PRL血症の原因にはさまざまなものがあり,やみくもにドパミン作動薬を選択することは,効果に乏しいばかりでなく危険を伴うこともあり得る.したがって必ず治療開始前に病因の究明を試みることが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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