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今月の臨床 ホルモン療法のピットフォール—あなたの方法は間違っていませんか
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文献概要
高プロラクチン(PRL)血症は,不妊症や月経不順などの症例で頻繁に遭遇する疾患である.PRLを低下させる薬物療法としてブロモクリプチンやテルグリドなどのドパミン作動薬が汎用されている.しかしながら高PRL血症の原因にはさまざまなものがあり,やみくもにドパミン作動薬を選択することは,効果に乏しいばかりでなく危険を伴うこともあり得る.したがって必ず治療開始前に病因の究明を試みることが必要である.
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