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連載 産婦人科キーワード・47
パピローマウイルスと子宮頸癌
著者: 西村正人1
所属機関: 1徳島大学産婦人科
ページ範囲:P.190 - P.190
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パピローマウイルスpapilloma virusはパポバウイルス科papova virusに属する小型のウイルスであり,2本鎖環状DNAをもち,正20面体粒子を構成する.papillomaとは英語で「乳頭腫」を意味し,感染するとヒト,ウシ,ウサギなどに乳頭腫を作ることからこの名がつけられた.Papova—virusはpapillomavirus,polyomavirus,SV 40(vacuolating agent)の頭文字からその名が付けられたものであるが,パポバウイルス科のなかでヒトに対して腫瘍を作るものはhuman papil—loma virus(HPV)のみである.
パピローマウイルスpapilloma virusはパポバウイルス科papova virusに属する小型のウイルスであり,2本鎖環状DNAをもち,正20面体粒子を構成する.papillomaとは英語で「乳頭腫」を意味し,感染するとヒト,ウシ,ウサギなどに乳頭腫を作ることからこの名がつけられた.Papova—virusはpapillomavirus,polyomavirus,SV 40(vacuolating agent)の頭文字からその名が付けられたものであるが,パポバウイルス科のなかでヒトに対して腫瘍を作るものはhuman papil—loma virus(HPV)のみである.
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