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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻3号

2000年03月発行

文献概要

今月の臨床 新生児外科の最前線—産科医としての必須知識

新生児外科患者搬送のタイミング

著者: 細田弥太郎1 山高篤行1 宮野武1

所属機関: 1順天堂大学医学部小児外科

ページ範囲:P.228 - P.231

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 新生児外科領域では,近年の出生前診断の著しい進歩に伴い,新生児外科症例の母体搬送あるいは新生児搬送が増加してきている.これら搬送のタイミングは,その症例の予後に大きな影響を与え,非常に重要なポイントとなる.本稿では,日本小児外科学会学術委員会による1998年新生児外科全国集計に基づくわが国の新生児外科の現況1)を紹介するとともに,新生児外科患者搬送のタイミングについて述べてみたい.なお,本文中に記載されたすべてのデータは,日本小児外科学会学術委員会による1998年新生児外科全国集計として日本小児外科学会誌に掲載1,2)されたものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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