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今月の臨床 新生児外科の最前線—産科医としての必須知識 外科治療の現況と産科医へのアドバイス 3.腹・背部疾患
6)卵巣嚢腫
著者: 八塚正四1 岡松孝男1
所属機関: 1昭和大学病院小児外科
ページ範囲:P.284 - P.287
文献購入ページに移動本稿では,これらのうち比較的遭遇しやすく,しかも周産期の治療方針に十分な配慮が必要な卵巣嚢腫(以下,本症)について述べる.本症の発生頻度は2,625出生に1例とされ3),周知のごとく,出生後は約1/2〜2/3が自然退縮するという特色をもつ4,5).
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