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今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ 思春期
3.思春期早発症
著者: 田中敏章1
所属機関: 1国立小児病院小児医療研究センター内分泌代謝研究部
ページ範囲:P.346 - P.353
文献購入ページに移動 思春期早発症は,性ステロイドの分泌により,二次性徴が異常に早く出現した状態である.正常小児における二次性徴の開始年齢は男子では10歳から13歳,女子では8歳から12歳ころであるので,それより前に二次性徴がみられるときは思春期早発症の可能性が高い.
通常部分性の早期乳房発育症premature thelarcheや早期恥毛発育症premature pubar—cheなどは,思春期早発症からは除く.思春期早発症は,ゴナドトロピン依存性の中枢性と非依存性の末梢性に分けられる.
通常部分性の早期乳房発育症premature thelarcheや早期恥毛発育症premature pubar—cheなどは,思春期早発症からは除く.思春期早発症は,ゴナドトロピン依存性の中枢性と非依存性の末梢性に分けられる.
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