icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻4号

2000年04月発行

今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ

思春期

3.思春期早発症

著者: 田中敏章1

所属機関: 1国立小児病院小児医療研究センター内分泌代謝研究部

ページ範囲:P.346 - P.353

文献概要

 思春期早発症は,性ステロイドの分泌により,二次性徴が異常に早く出現した状態である.正常小児における二次性徴の開始年齢は男子では10歳から13歳,女子では8歳から12歳ころであるので,それより前に二次性徴がみられるときは思春期早発症の可能性が高い.
 通常部分性の早期乳房発育症premature thelarcheや早期恥毛発育症premature pubar—cheなどは,思春期早発症からは除く.思春期早発症は,ゴナドトロピン依存性の中枢性と非依存性の末梢性に分けられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら