文献詳細
今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ
更年期・老年期
文献概要
更年期障害とは,卵巣機能が衰退しエストロゲンの相対的な欠乏や本人の性格,社会的要因,身体の老化に伴う種々の不定愁訴全体を指すものである.それゆえ原因の特定,症状の特定が難しく,治療効果の客観的な判断にも苦慮することが多い.
一方,更年期障害は女性のライフステージに組み込まれた必然的なできごとで,症状も数年で自然軽快することがほとんどであることも起因し,人為的な薬物治療は受けるべきではないと考える人も多い.
一方,更年期障害は女性のライフステージに組み込まれた必然的なできごとで,症状も数年で自然軽快することがほとんどであることも起因し,人為的な薬物治療は受けるべきではないと考える人も多い.
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