文献詳細
今月の臨床 ハイリスク分娩の管理指針
ハイリスク胎児の分娩管理
文献概要
わが国の母子保健統計によると,1997年の出生児体重別早期新生児死亡率は2,500〜3,999gで,1,000対0.5〜0.6であるが,4,000g以上をこえる児では1,000対1.2と高い1).出生時体重が4,000g以上の児を巨大児といい,とくにWHOでは4,500g以上を超巨大児と定義している.すなわち巨大児は妊娠,分娩に関してハイリスクであることを意味している.
今回,与えられた主題“巨大児分娩の管理と肩甲難産の対策”について,札幌東豊病院での症例統計を基に若干の考察を行った.
今回,与えられた主題“巨大児分娩の管理と肩甲難産の対策”について,札幌東豊病院での症例統計を基に若干の考察を行った.
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