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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻6号

2000年06月発行

今月の臨床 子宮頸癌—最近のトピック

治療のトピック

4.化学療法 1)Neoadjuvant Chemotherapy

著者: 野河孝充1 日浦昌道1 千葉丈1

所属機関: 1国立病院四国がんセンター婦人科・臨床研究部

ページ範囲:P.790 - P.794

文献概要

 子宮頸癌は手術と放射線による治療法が確立されているが,この数10年治療成績の改善はみられず,進行例は依然予後不良で新たな治療戦略の開発が課題である.最近,シスプラチンを含む化学療法の有効性からneoadjuvant chemotherapy(NAC)が積極的に導入され,良好な成績が多数報告されている3-14).本稿ではNACの概念(目的,理論的根拠),諸家のレジメンの紹介および当院の治療成績について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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