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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻6号

2000年06月発行

文献概要

今月の臨床 子宮頸癌—最近のトピック 治療のトピック

5.放射線療法—放射線科からみた頸癌治療のトピック 2)高線量率組織内照射

著者: 田中英一1 今井敦1 井上俊彦1

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科バイオメディカル教育研究センター集学放射線治療学研究部

ページ範囲:P.806 - P.808

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 密封小線源治療の一手法である組織内照射は,子宮頸癌に対しても米国などで低線量率照射として行われてきた.1980年代後半,高線量率Ir−192マイクロ線源を使用した第3世代リモートアフターローダの出現により,高精度の治療が可能になるとともに医療従事者の被曝が解消された.大阪大学では,1991年にmicroSelectron-HDR(Nucletron社)を導入し,骨盤内腫瘍に対する組織内照射を多数施行してきた1,2).本稿では,子宮頸癌新鮮例ならびに骨盤内再発例に対する高線量率多分割組織内照射について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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