icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻6号

2000年06月発行

文献概要

今月の臨床 子宮頸癌—最近のトピック 治療のトピック

6.新たな治療への展望 2)遺伝子治療

著者: 西田純一1 和氣徳夫1

所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所生殖生理内分泌学部門

ページ範囲:P.819 - P.822

文献購入ページに移動
 癌に対する遺伝子治療が開始されて約10年が経過した.約240のプロトコールが実施され,今後その数はますます増大していくと考えられる.日本でも腎癌,肺癌,食道癌,脳腫瘍に対する遺伝子治療が承認され,有効例も報告されており,臨床研究においても着実に新たな段階へ入りつつある.本稿では癌の遺伝子治療の現状,子宮頸癌を対象として行われたプロトコールおよび今後期待される治療法を中心に概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?