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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻6号

2000年06月発行

連載 誌上Debate・11

PROMへの抗生物質投与の是非

著者: 杉本充弘1 池谷美樹1 松田義雄2

所属機関: 1日本赤十字社医療センター産婦人科 2鹿児島市立病院産婦人科

ページ範囲:P.832 - P.838

文献概要

 是 切迫早産前期破水(preterm PROM)とくに妊娠32週未満の症例では,妊娠週数の延長による胎児の成熟と子宮内感染の進行による胎児感染の危険性を考慮することが求められる.新生児治療の進歩により早産未熟児の予後は著しく改善されてきたが,妊娠32週未満ではまだ問題が多い.したがって,妊娠週数の延長はPROM管理の要点となり,そのためには子宮内感染の制御が必要となる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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