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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻7号

2000年07月発行

文献概要

今月の臨床 避妊法—問題点とその対策 避妊法の基礎知識

5.産後の避妊

著者: 柳田隆1

所属機関: 1聖母病院産婦人科

ページ範囲:P.884 - P.887

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分娩前後のホルモン動態
 産後はエストロゲンの分泌が急速に下降するためプロラクチン(PRL)receptorとの結合が解除され,PRLの泌乳作用が発現されることにより乳汁分泌が開始される.
 このPRLは妊娠16週ころより上昇し妊娠末期には200ng/ml前後となるが,分娩2時間前には著明な減少がみられ分娩を契機に急増する.2時間で220ng/mlと高値を示すが,5時間以後120ng/mlへと急減する(図1)1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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