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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻7号

2000年07月発行

今月の臨床 避妊法—問題点とその対策

避妊法の基礎知識

6.中高年の避妊

著者: 島本郁子123

所属機関: 1奈良文化女子短期大学 2奈良県立医科大学 3自治医科大学

ページ範囲:P.888 - P.891

文献概要

はじめに
 中高年女性を一般的に,妊娠と出産を終了した35〜40歳以後の女性であるとすれば,中高年女性の避妊法は,その目的が若年者と異なることを考慮した確実性の高い方法を勧めたい.
 中高年女性は挙児希望の少ないことが多く,「望まない妊娠」の場合には40歳代では70〜88%は中絶を選択している.なお,中高年女性の妊娠は,母体合併症のリスクも高く,また周産期死亡率も高いことを配慮する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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