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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻7号

2000年07月発行

文献概要

今月の臨床 避妊法—問題点とその対策 避妊法の問題点と対策

1.ピル 3)発癌

著者: 今井篤志1 古井辰郎1 玉舎輝彦1

所属機関: 1岐阜大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.908 - P.911

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はじめに
 昨年,わが国においても経口避妊薬(ピル)が承認され,その避妊外作用や副作用が注目されている1,2).経口避妊薬は健康な女性が服用するため,副作用,特に悪性腫瘍のリスクに関する正確な情報を把握しなければならない.本稿では,経口避妊薬と癌に関する最近5年間の報告を紹介し,経口避妊薬服用のメリット・デメリットを再考する場を提供したい.なお,昨年末に,「経口避妊薬服用女性の管理」(文献3)の訳本)が日本母性保護産婦人科医会から配布された.併せて参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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