文献詳細
今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩
無痛分娩法の種類とメリット・デメリット
著者: 島田洋一1 菊池三郎2
所属機関: 1日本医科大学附属第二病院麻酔科 2元日本医科大学産婦人科学教室
ページ範囲:P.983 - P.987
文献概要
無痛分娩は欧米を中心としてさまざまな麻酔薬や麻酔法が試みられてきたが,現在では分娩の全経過を通して利用できる持続硬膜外麻酔が最も多用されている.一方わが国では,民族的な思想や医療体制の違いから,麻酔を用いる無痛分娩は未だ広くは普及していない.黒須ら1)や西島ら2)の報告によれば,諸外国の高い比率に比べ,むしろ減少傾向にあるとしている.
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