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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻8号

2000年08月発行

今月の臨床 無痛分娩・和痛分娩

麻酔に頼らない和痛法

3.アロマセラピー

著者: 宮原英二1

所属機関: 1産科・婦人科宮原レディースクリニック

ページ範囲:P.1025 - P.1028

文献概要

はじめに
 精油と医療に関しては1937年フランスの化学者ルネ=モーリス・ガットフォセ(Rune-Maurice Gatteffosse)が植物より抽出した精油essential oilに薬理効果があることを「Aromathérapie」というタイトルの本を刊行してからアロマセラピーaromatherapy(芳香医療)という分野の歴史が始まった.その後フランス,イギリス,ベルギーなどの欧州で研究が進められ,アロマセラピーが医療と深くかかわるようになった.
 日本に紹介されたアロマセラピーは,イギリスよりエステなどの美容の一部として紹介されたため精油に関しても品質管理がなされなかったり誤った使用法で問題となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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