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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻8号

2000年08月発行

連載 誌上Debate・12

PCOSの排卵誘発は薬剤か,腹腔鏡下手術か

著者: 東敬次郎1 角沖久夫2

所属機関: 1徳島市民病院産婦人科 2国立別府病院産婦人科

ページ範囲:P.1046 - P.1051

文献概要

 薬剤多胞卵巣(PCO)症候群では,大部分の例が月経異常を有しており,排卵障害による不妊症が発生しやすい.PCO症候群婦人に対するクロミフェン療法の排卵率は50%程度しかなく妊娠率が低いので,「クロミフェン抵抗性排卵障害」に対する治療法として,①まず手術療法をすべきか,②薬物療法をすべきか,という点で議論が分かれる.本稿では「ゴナドトロピン療法を中心とした薬物療法を手術療法の前に試みるべきである」との主張を展開する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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