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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻9号

2000年09月発行

今月の臨床 思春期外来—診療上の留意点

総論

3.第二次性徴の発達と初経

著者: 菅井亮世1

所属機関: 1自治医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1077 - P.1080

文献概要

はじめに
 染色体およびそれに由来する内・外性器の男女差を第一次性徴という.これに対して思春期以降に性ホルモンの差によって生ずる性器以外の男女それぞれの特徴を第二次性徴という.第二次性徴の発達は,女子では7〜8歳ごろはじまり,17〜18歳ごろに完成する1).また,初めて月経が発来することを初経という1).初経発来年齢は本邦では平均12歳6か月ころである.しかし,初経は性器自体の機能であり第二次性徴に含めない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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