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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻9号

2000年09月発行

今月の臨床 思春期外来—診療上の留意点

思春期の異常とその対応

3.低身長

著者: 田中敏章1

所属機関: 1国立小児病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.1103 - P.1105

文献概要

 思春期における低身長は,成長ホルモン分泌不全性低身長症(GHD)としては診断が遅く,もっと早期に診断すべき問題である.このような例が一部にはいると思われるが,低身長のこの時期の重要な鑑別診断は,低身長を伴う思春期遅発症と性腺機能低下症である.女児では,ターナー症候群を忘れてはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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