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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科54巻9号

2000年09月発行

今月の臨床 思春期外来—診療上の留意点

思春期の異常とその対応

6.性器の異常—内外性器を含む

著者: 牧野恒久1 松林秀彦1

所属機関: 1東海大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.1112 - P.1114

文献概要

はじめに
 思春期外来における性器の異常というと,性分化の異常とも言い換えられる.性分化の異常には染色体異常,遺伝子異常,発生学的異常,ステロイド代謝異常,アンドロゲンレセプター異常,ミュラー管退縮因子異常などを含み,限られた紙面で全てを論じることは困難である.ここでは紙面の都合上,比較的遭遇する頻度が高い発生学的異常を中心に述べる.発生の正しい理解は多種多様な女性器異常を理解する上で非常に大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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