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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻1号

2001年01月発行

連載 カラーグラフ 知っていると役立つ婦人科病理・19

What is your diagnosis?

著者: 広川満良1 四宮禎雄2

所属機関: 1徳島大学医学部第一病理学講座 2鳴門病院病理部

ページ範囲:P.7 - P.8

文献概要

症例:57歳,女性
 腹部腫瘤を主訴に来院し,左卵巣腫瘍の診断にて左卵巣摘出術が行われた.左卵巣は多房性で,3kg以上あり,毛髪や脂肪を入れ,奇形腫であった.一部にみられた充実性の部分の組織像(Fig 1,2:HE染色,Fig 3:peptideYYの免疫染色)である.なお,患者は術前に頑固な便秘があり,術後それが改善した.
 1.Fig 1の矢印(→)が示す組織はどの臓器に類似してつるか.また,卵巣腫瘍がこのような組織からなる場合の診断は何か.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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