文献詳細
連載 カラーグラフ 知っていると役立つ婦人科病理・19
文献概要
症例:57歳,女性
腹部腫瘤を主訴に来院し,左卵巣腫瘍の診断にて左卵巣摘出術が行われた.左卵巣は多房性で,3kg以上あり,毛髪や脂肪を入れ,奇形腫であった.一部にみられた充実性の部分の組織像(Fig 1,2:HE染色,Fig 3:peptideYYの免疫染色)である.なお,患者は術前に頑固な便秘があり,術後それが改善した.
1.Fig 1の矢印(→)が示す組織はどの臓器に類似してつるか.また,卵巣腫瘍がこのような組織からなる場合の診断は何か.
腹部腫瘤を主訴に来院し,左卵巣腫瘍の診断にて左卵巣摘出術が行われた.左卵巣は多房性で,3kg以上あり,毛髪や脂肪を入れ,奇形腫であった.一部にみられた充実性の部分の組織像(Fig 1,2:HE染色,Fig 3:peptideYYの免疫染色)である.なお,患者は術前に頑固な便秘があり,術後それが改善した.
1.Fig 1の矢印(→)が示す組織はどの臓器に類似してつるか.また,卵巣腫瘍がこのような組織からなる場合の診断は何か.
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