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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科55巻10号

2001年10月発行

連載 婦人科腫瘍切除標本の取り扱い方・8

卵巣腫瘍切除標本の取り扱い方

著者: 植田政嗣1

所属機関: 1大阪医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.1156 - P.1162

文献概要

はじめに
 手術で摘出された卵巣腫瘍および合併切除された臓器組織は術後に病理学的検索が行われる.卵巣においては表層上皮,間質,性索間質,胚細胞から良性,境界悪性,悪性と異なる生物学的特性を有する多種多様な腫瘍が発生するため,その良悪性の判定や組織型,分化度等の病理診断は治療および予後の判定にきわめて重要である.本稿では卵巣腫瘍の正しい組織診断に至るために必要な腫瘍組織の取り扱い方や留意点について概説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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